区域
にかほ市
現員数
75名
会長
佐藤 タツ子
副会長
佐藤 セイ子、 村木美和子
事務局長

沿革

私たちの地域は、平成17年10月1日、旧仁賀保町・金浦町・象潟町3町の合併により、新市「にかほ市」となりました。人口3万人弱の小さな市ですが、日本海と霊峰鳥海山(出羽富士)に囲まれ、海の幸・山の幸に恵まれ、春には秋田県内で一番先に桜が咲く温暖で、全国で住みよい町ベストワンにも選ばれた地です。

昭和40年9月1日、秋田保護観察所、本荘地区保護司会のご指導とご支援により、本荘市、由利郡の1市10町からなる本荘保護区内の各市町に支部を持つ「本荘地区更生保護婦人会」として発足しました。

平成15年には、更生保護婦人会が更生保護女性の会に改称されました。

平成の大合併により、平成17年3月22日、1市10町が「由利本荘市」と「にかほ市」の2市になりました。それに伴いまして平成18年4月3日、旧3町の更女の会を統合し、「にかほ市更生保護女性の会」を設立しました。会員80名全員がそのまま新組織の会員となって下さり、現在もほぼ変わらない会員数を維持し、一同協同して精進しております。

活動内容

私たちの活動は、春の総会から始まりますが、コロナ禍のためにここ3年ほど総会は書面決議となっています。総会がある時は、保護司さん、社会福祉協議会会長さんなどをお招きし、貴重なお話を聞いて勉強させて頂いております。また、7月の「社会を明るくする運動」協調月間では、推進委員会の皆さんと連携し、早朝から市内の小・中学校、高校で大きな声かけをし、犯罪や非行のない明るい社会を目指し、会員一同協力し合い、街頭活動をしております。子供たちの方から声をかけてくれるようになっています。

毎年の事業「移動研修」では、県内外の刑務所、少年院、裁判所、更生保護施設、福祉施設、大学訪問など研修内容を工夫し実施し、自己研鑽に励んでおります。各種団体との交流、協力も積極的に行っております。

平成26年度に東北地方更生保護女性連盟の「子育て支援地域活動」モデル地区として一年間活動した時からのご縁で、児童保育院「感恩講」にタオル100本運動と、にかほ市内9か所の保育園にボックスティッシュを寄贈する活動を続けております。

また、旧3町の地域活動では秋田至仁会に毎年お米を持参して訪問する従前からの独自の活動も継続しております。これらの事業により、地域交流の新しい人の輪を築くことができ、参加している自分たちに自信と誇りを感じております。

令和5年は、4年振りで社会を明るくする運動を街頭で直接手渡しでの広報活動ができました。大きな声で感謝の声がかえってきました。心の通う笑顔も久々にあり感動した運動ができました。

令和6年5月15日、にかほ市社会福祉協議会が主催している「ボランティアデー」に、にかほ地区更生保護女性会も清掃活動に参加して、ゴミ拾い・草取り等を行いました。ほかの皆さんとの情報提供やおしゃべりや笑いの交流です。

毎年ボックスティッシュを持参し保育園を訪問し、更女会と園児との交流
毎年、感恩講へタオル100本寄贈