お知らせ
更生保護とは?
更生保護は、犯罪をした人や非行のある少年を社会の中で適切に処遇することにより、再犯を予防し、非行をなくし、これらの人たちが自立して改善更生することを助けることで、社会を保護し、個人と公共の福祉を増進しようとする活動です。
社会の中での立ち直りを助けるためには、地域の方々から、更生保護に対する理解と協力を得ることが大切です。これは犯罪や非行のない誰もが暮らしやすい社会づくりを目指すことにも繋がります。
地域社会の一人ひとりが手を差し伸べて、心を通わせる更生保護のネットワークが必要です。
保護司って何?
保護司は、法務大臣が委嘱する更生保護のボランティアで、非常勤の国家公務員です。任期は2年で再任は妨げないこととされています。
給与は支給されず、職務に要した費用の全部又は一部が実費弁償金として支給されます。
犯罪や非行をした人たちが再び罪を犯すことのないようその立ち直りを助けるとともに、犯罪予防のための世論の啓発に取り組むなど、安心・安全な地域社会づくりのために活動しています。
保護司の活動
主な職務は、保護観察を受けている人と面接を行い、 指導・助言をすることや本人が刑務所や少年院等から社会復帰を果たしたときの帰住先の生活環境を整備すること。
また、犯罪を予防するための啓発活動を行っています。
現在、全国で約4万7千人が活動しています。
保護司信条
- 一、常に研鋳に励み、人格識見の向上に努めます。
- 一、公平と誠実を旨とし、過ちに陥った人たちの更生に尽くします。
- 一、明るい社会を築くため、すべての人々と手を携え、犯罪や非行の予防に努めます。
会長挨拶
更生保護法人秋田県更生保護援護協会小畑悟理事長が代表を勤めておられます株式会社友愛ビルサービスはめでたく創立四十周年を迎えられました。これを記念いたしまして、秋田県内の更生保護事業活動の益々の発展、充実の為に多額のご喜捨をしてくださいました。 このご寄付を受けまして、秋田県保護司連合会は、そのご意思に報いようと、秋田県内の更生保護団体と協力して、「秋田県更生保護」のホームページ立ち上げることにしました。そして総力を挙げて編集に取り組んで、どうにか閲覧にこぎつけることができました。この編集にお力添い、ご指導をいただきました秋田保護観察所山田通晴所長様はじめ職員の皆様に心から感謝申し上げます。このホームページが、更生保護活動の一助となりまして、安全安心な社会を築くための一助となれば幸いになります。
秋田県保護司会連合会長 新野建臣
保護区域・保護司数
秋田県内には12保護区があり、各々法律で定められた保護司会を形成しており、
それぞれの地区に保護司の定数を定め、現在約690名の保護司が活動しております。
年齢層や職業は様々で、最近は保護司の高齢化率が高くなっています。