区域
北秋田市
事業社数
24社
会長
長田 健一
副会長
米倉  章
事務局長
佐藤  博

沿革

当地区は、農村地帯の平穏な地域で保護観察対象者も少ないが、近くに空港があり、空港を利用して不審者が入ってくるのが危惧され、また毎日のように強盗や殺人事件が報道される世相のなか、無職者が有職者の5倍の再犯率とのことから地区保護司会から協力雇用主会設立の強い要請があり、平成20年11月から地区内の事業所を回って加入を勧め26事業所に加入して頂き、平成21年7月9日協力雇用主会設立に至りました。しかし、近年の経済状況ではすぐに雇用して頂くことは困難なことでありますが保護観察対象者を皆で支えようとの機運を盛り上げて将来的には景気が回復して余裕がでた時点での雇用をお願いしております。

これからの活動としては、会員の拡大と対象者が受け入れられる社会の実現のために保護司会や雇用主会での建設的話し合いは勿論だが、世論の啓発を進めるためには更生保護女性の会の協力も必要との認識のもと、平成21年9月2日に更生保護女性の会、保護司会、雇用主会の3団体合同研修会を開催し、ハローワーク職員から「現在の雇用状況」について講話を聞き、また、社明広報映画「心の家路」を鑑賞し、意見交換をして互いに意志の疎通に努めた。いずれにしても、この活動は困難ではあるが、雇用主会、保護司会との交流を密にして共有の認識を持つためには交流の場を多くし、気軽に話し合える雰囲気を作ることが必要として平成22年6月13日総会に続いて7月14日に交流会を開催し、その後毎秋の「タンポ会」としております。

初代会長は会員であり、保護司でもあった畠山英夫氏、続いて永井秀夫氏、現在は長田健一が引き継いでおります。平成28年11月には永井氏が就労支援の功績が認められて秋田保護観察所長感謝状を受賞されました。

活動内容

北秋田地区協力雇用主会 発足から次の目標を掲げて参りました。

  • 雇用主会員の開拓
  • 対象者等への雇用機会の提供
  • 協力雇用主への援助・協力
  • 社会を明るくする運動への協力
  • その他

保護司会と協力雇用主会との交流

保護観察対象者は保護司を通じて雇用主に来訪しますので保護司との連携が大変重要であります。

その為には保護司との交流会を開催することでお互いに情報交換をしたり、対面したりすることでどんな人がどんな仕事をしているかとか、まずは会員を知ることが必要であると考えました。

保護司会の自主研修に合わせて午前は講師を招いての合同研修。講師には保護観察官、警察署の担当者、市の担当者、福祉関係の方やハローワークの担当者などその都度、講師を招いて学習することで雇用主会の役割など少しずつ理解することが出来ます。

保護観察対象者の更生・犯罪防止の為に一番大切なことは、対象者に仕事を与えて経済的な余裕を持たせることで普通の自由な家庭生活を取り戻すことと思います。

研修会の午後は「タンポ会」に移り、改めて自己紹介しながら雑談することで和み、アルコールも手伝ってか話の花が咲いて楽しい会となります。

この交流会は雇用主会の維持と保護司の皆様が普段は難しいことばかり話し合っている中で唯一気を休めて笑える場かと思い続けて参りました。会場は永井氏の別荘と長田氏の山荘を交互に利用することで経費も少なく時間も制約なく使用でき、会員からの差し入れ等もあり好評である。

しかし当会での対象者の受け入れはありません。相談が2件ありましたのでご紹介したいと思います。

それはA氏が仕事もなく家に閉じこもっているとのこと。当方からはいつでも相談にのる旨を伝えたが対象者は家から出たくない、他人に顔を見られたくないとのことで不調に終わる。

別の相談は、雇用主から。現在人手不足の時代なので出所者など居れば雇用を考えたいとの相談。当地域には対象者は少ないが刑務所の見学などもあるので機会があれば連絡します。また、トライアル雇用に当社で高校中退者を知人から何とか雇用してほしいと依頼され雇用することになりました。当社でも人助けと更生を考えて雇用しましたが出身集落の人が、「あれは泥棒だ」「あそこの会社で泥棒を雇っている」と言いふらし、騒がれて2か月で退職になりました。田舎の貧しさを感じました。他人を陥れることに自己満足している大人、情けない思いです。

BBS会、他地区協力雇用主協会の皆様のご協力をあおぎながら、より一層の努力をし、就労支援を果たしていきたいと思います。今後とも当協会へのご指導ご鞭撻をよろしくお願いいたします。