- 区域
- 大仙市 美郷町
- 定員
- 64名
- 現員数
- 62名 (令和6年12月1日現在)
- 会長
- 藤原 正吾(令和5年5月11日)
- 副会長
- 菅原 俊一、嶋津 昌彦、佐藤 力哉
- 常務理事
- 三浦 龍市
- 事務局長
- 大沢 和浩
沿革
当地区は、平成の市町村合併に伴う地区再編により、平成17年度から大仙市と仙北郡美郷町の2市町がエリアになりました。
令和4年6月末の総人口は95,447人、7月1日の保護司数は63人(定員64人)であります。
現会長は9代目ですが、前任者は全て他界されております。
新保護区移行後、自主研修の活発化や全体事業の持ち回り制等の観点から、域内を便宜的にグループ化した大曲、大仙東、大仙西部、美郷の4分会での活動を推進しております。また、平成21年12月21日には、会員58名及び当保護司会役員を賛助会員とする「大曲地区更生保護事業協力雇用主会」が設立されました。
この10年間の大きな動きとして特筆されるのは、平成28年10月5日に本会単独で、「大曲地区更生保護サポートセンター」を開設したことでしょう。(翌年4月国認定)活動の拠点、ネットワークの結節点として有効活用に努めております。
当サポートセンターは大仙市の中心地である大曲市街地から車で15分の大仙市役所神岡支所に隣接する「神岡福祉センター」の一室で、室内面積70.2㎡と広々とした部屋で20人程度の会議も可能です。また、駐車場も広いため定期研修等の際に多数の会員が集合しても何ら困らない状況です。
令和6年4月1日、大仙市神宮寺字蓮沼16-3 大仙市役所神岡庁舎1階へ移転
活動内容
当保護司会における年間行事は、7月に社会を明るくする運動の街頭キャンペーン、のぼり旗の掲示、作文コンテストへの応募依頼活動の他、小中学校6校における定期的な朝のあいさつ運動や各分会ごとに開催する研修会等があります。
社会を明るくする運動「支え合うまちづくりを進める集い」開催される
第72回「社会を明るくする運動」の推進集会が、7月15日、中仙市民会館ドンパルにおいてご来賓、推進委員ら約130名が出席し開催されました。
初めに、主催者を代表して今野功成大仙市副市長(推進委員長、老松博行大仙市長)が「犯罪のない明るい社会の構築は、国、県、市町村はもとより多くの組織・関係者の密な連携による継続的な対応が一層求められているところと、強く受け止めておりますので、本日の会を通じ、意識の高揚と連帯感の醸成が図れるとともに、今後の活動の指針となりうれば幸いであります。」とあいさつがありました。
続いて、大会会長の今野幸悦大曲地区保護司会長が「3年ぶりに社会を明るくする運動、大仙美郷推進委員会が開催されますことを皆様とともに喜びたい。犯罪や非行の無い地域作りには、多くの方々のご理解とご協力が欠かせない。更生保護女性会や協力雇用主会を始め、関係機関・団体と協力し、安全、安心な地域社会実現のために充実した活動を展開していきたい。」と述べました。
そして、山田通晴秋田保護観察所長から今野副市長と美郷町の木村住民生活課長へ内閣総理大臣のメッセージが伝達されました。
また、来賓を代表し悴田覚大仙警察署長からあいさつをいただきました。あいさつの中では、管内の犯罪等に係る報告と再犯防止には環境を整えることが重要であり、パトロールや地域との連携強化に努めていくこと、社会を明るくする運動の推進をお願いすることをお話しいただきました。
次に、昨年の第71回社会を明るくする運動に、大仙市、美郷町の小中学校から応募された作品の中から、当保護司会の審査で小学校の部「優秀賞」の高梨小学校六年・安藤凛音さんから「世界の笑顔に向けて」と題して作文の発表をしていただきました。
この後、㈲優モアかいんど代表取締役笠原基嗣氏より「歌と福祉で地域を明るく」と題し講演をしていただきました。笠原氏は大仙市仙北地域在住の44歳で、福祉用具専門相談員兼歌手として活躍されています。また、娘の誕生を機に、この子の為なら何だってやれるし人の役に立つ人物になろうと決心。その後、小中高のPTA会長を歴任するなどし、現在も県PTA連合会副会長、大仙市PTA連合会会長などを務めています。また、歌手として2015年CDデビュー、NHK歌謡コンサートに出演するなど活躍している。講演では、仙北地域応援ソング「ふれあいのまち」と大曲の花火大会で流れる「いざないの街」の2曲を披露してくれました。素晴らしい歌声に場内は感動に包まれました。
最後に、山田秋田保護観察所長から本日の会の講評と保護観察が終了後も支援を受けられるように更生保護法が改正されることなどについて講話をいただき閉会しました。
小学生とは思えない素晴らしい作文発表や感動の講演講話など有意義な時間を過ごすことが出来た集いでした。