- 区域
- 北秋田市 上小阿仁村
- 定員
- 37名
- 現員数
- 36名 (令和6年10月1日現在)
- 会長
- 長岐 直介
- 副会長
- 田中 安規 福岡 重憲
- 事務局長(常務理事)
- 中林三千夫
沿革
昭和34年7月の法務省訓令により、大館保護区より北秋田保護区が分離され、北秋田地区保護司会は昭和34年7月にスタートし、昭和35年1月25日に設立総会を経て発足。
北秋田地区保護司会は、北秋田市と上小阿仁村の範囲で構成されており、現在まで諸先輩保護司の地道な活動により、着実に更生保護の歩みを進め現在に至っている。
北秋田市は、平成17年3月22日鷹巣町・森吉町・阿仁町・合川町の4町が合併して誕生し、合併以前の町単位に鷹巣ブロック・森吉ブロック・阿仁ブロック・合川ブロック、それに上小阿仁ブロックの5ブロックに分け、行政区域の広い中で、極めの細かい各種更生保護活動を展開している。
平成30年7月18日には、北秋田地区更生保護サポートセンターを北秋田市役所宮前町庁舎内に開所し、多くの市民に周知するためチラシを作成して、新任保護司の研修の場、情報交換や自主研修・役員会・企画調整保護司運営会議・各専門部会などの利用拡大に努めている。
また、市民からの犯罪・非行に関する相談窓口と再犯防止を推進するため、更生保護女性の会や協力雇用主会、その他関係機関の連携強化のための活動拠点となっている。
広報活動の一環として保護司会報『保護司会だより』の発行にも力点を置き、平成28年1月に第1号発行をし、以降は年2回(9月・3月)発行している。
活動内容
◇更生保護活動の重点事項について (主な4項目)
- 社明運動の取り組みについて
社明運動の核として、毎年度「作文コンテスト応募作文集」の発行を、赤い羽根共同募金会の助成を活用して行っている。北秋田市立小中学校及び上小阿仁村立小中学校より多くの応募作品がある。
主な普及啓発活動としては、「市民集会の開催」「社明ポスターの掲示」「社明幟の掲揚」「管内小中学校児童・生徒に黄色い羽根及びクリアファイルの交付」「花火大会会場や防犯ラジオでの啓発の呼びかけ」などがある。
これまでの作文コンテストの実績は、
1、平成27年度 第64回社明運動 中央推進委員会
北秋田市立鷹巣東小学校6年生の小坂朝陽くんが、県内初の日本更生
女性連盟会長賞(優秀賞)を受賞。
作品名は『やさしさのバトンタッチ』
2、令和2年度 第70回社明運動 中央推進委員会
北秋田市立鷹巣小学校6年生の本城谷雅さんが、日本更生保護女性連盟会長賞(優秀賞)を受賞。
作品名は『人のつながりの大切さ』
令和2年度 第70回社明運動 秋田県推進委員会
北秋田市立合川中学校2年生の成田悠乃さんが、優秀賞を受賞。
作品名は『安心して笑顔で暮らせる社会』
3、令和3年度 第71回社明運動 秋田県推進委員会
北秋田市立米内沢小学校5年生の佐藤柊翔くんが、優秀賞を受賞。
作品名は『あいさつで犯罪ゼロの町に』
- 保護司インターンシップの積極的推進について
市役所及び役場の公的機関・各種団体等からの紹介や推薦及び保護司候補者検討委員会等の設置、各種研修会等のインターンシップによる保護司適任者確保の推進を図る。
- 更生保護サポートセンターの運営及び充実強化について
保護司会の事務局としての機能を有し、併せて広範囲な更生保護活動及び再犯防止拠点機能の充実を図る。
- ICТ化の推進について
ICТ推進委員会を設置し、更生保護諸団体とのオンラインでの各種会合等がスムーズに開催できるよう努める。
以上、重点項目とするが、近年の犯罪情勢や社会情勢の変化の中で、今後益々保護司会に対する要請等が多岐にわたることが想定されることから、尚一層の更生保護活動の充実強化に努める。