- 区域
- 秋田市東部、河辺、雄和
- 会員
- 48名(令和6年12月1日現在)
- 支部長
- 佐々木 文子(令和5年5月22日)
- 副支部長
- 松山 郁子 稲垣 和春
- 事務長
- 嵯峨 偉喜子
沿革
現在の東支部を主地域とする「東」という名称が用いられたのは平成11年からである。「秋田の更生保護50年史」によれば、同年4月の法定保護司会移行に伴う会則の制定により、秋田警察署管内の秋田地区会を任意2支部制とし、市内を流れる旭川を境に東側を「東支部」にしたという記録が残っている。その際、現在「中央支部」となっている中通、築山、牛島、仁井田の各地区が「東支部」に入り、河辺、雄和の両地区は「西支部」に所属している。平成13年4月には任意支部制から特例支部となった。「東支部」会員は58名であった。
平成15年には特例支部が解消され、秋田地区に設置された3地区会の一つとして「東地区会」が発足した。その後、平成17年に秋田東警察署ができたことから、その管轄区に合わせて同年5月に、南は御所野から、北は泉釜ノ町までからなる奥羽本線の東側の地域と、河辺、雄和両地区を合わせた区域として再編成され、「東地区会(会員49名)」が成立した。令和に入り、保護司法にある1保護区1保護司会の原則に立ち返ろうという考えがでてきた。このため、令和2年度に秋田地区会則編成委員会を設置して協議した結果、本会は令和3年5月より「秋田地区会東支部」となった。令和4年4月1日現在の会員数は52名である。
現在、支部内には3分区が設けられ、北分区12名、東分区21名、南分区19名が配置されている。また、総務部、研修部、協力組織部、犯罪予防部の4専門部体制をとっている。こうした3分区、4専門部は平成17年の保護区域再編時から踏襲されているものである。
活動内容
これまで保護観察所による定例研修会を4回、支部が計画した自主研修会を2回(県外の施設等を視察する1泊研修、講話を中心とした研修会)実施してきた。ただ、ここ2年ほどはコロナ禍により定例研修が書面研修になったり、自主研修が中止になったりしている。
また、当支部内には秋田大学、国際教養大学、ノースアジア大学の3大学、秋田高校、明桜高校、御所野学院の3高校の他、中学校9校、小学校13校が設置されていることから、支部内のこうした教育機関との連携を大切にし、訪問活動を通して保護司活動への理解促進を図るとともに、小・中学校については子供たちの登校時に合わせた挨拶運動を実施している。
さらに、「社会を明るくする運動」作文コンテストでは、小・中学校を3ブロックに分け、3年に1度各ブロックの小・中学校から作品を募集するよう工夫している。併せてノースアジア大学については、法学部の学生と話し合いを持つなどの活動にも取り組んでいる。なお、令和2年度に当支部に指定されたもののコロナ禍により先送りされきた「社会を明るくする運動」モデル事業については、本年度になって、秋田駅東口早朝広報活動として、中央支部、臨港支部からも応援いただきようやく実施することができた。
この他、本年度には、ICTの活用のあり方について学ぶ研修会や、地区内の施設での行事「ユフォーレ祭り」やスポーツ大会及び和田駅前での通勤・通学者を対象にした広報活動、地域の方々を対象にしたミニ集会等が計画されている。